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2015.01.11

すんきそばを求めて

 3連休である。どこにも連れて行かないと娘が腐る。

 いや、うそです。腐るのはあたしです。

 実は、かねてから温めていたミッションがあったのです。

 「すんきそばを求めて」

 とある番組で、すんきが紹介されていた。すんきは長野県木曽地方に伝わる発酵食品で、塩を使わず乳酸発酵のみで酸味がつけられたカブの葉の漬物だ、とwikiには書いてある。ここらへんが、乳酸発酵ではあるものの、漬け込みに際して塩を用いる京都のすぐきとは異なる。番組では、やたらすっぱいすっぱいと騒ぎ立てるも、そばに入れると、これはアリだな、という評価がされていた。すんき、そしてすんきそばとはいかなるものか。課題が立てられた。幸い、木曽ならうちから近い。

 で、ネットで調べてみると、どうやら、すんきは季節商品のようで、11月くらいに現れ、2月くらいが限度のようである。木曽である。その時期は雪は避けられない。相当な覚悟がいる、ということで、半分お蔵入りになっていたのだ。

 今回、急に思い立って、喰いに行くことにした。ぐーぐる先生に聞くと「すんきそば」は、木曽福島のくるまや本店に行けとおっしゃる。別解としては、寝覚ノ床の蕎麦屋でも食すことができるようだ。まぁ、寝覚ノ床も木曽福島もたいした違いはない。んなら、伝統がありそうなくるまや本店に行くべし。駐車場もあるようだし、ネットの説明も丁寧だ

 我が家の出発時間は11時である。皆さんが勤勉に観光地に向かう時間に出発しても渋滞に巻き込まれるだけ、昼食時間に着いても待つだけ。んじゃぁ、少しずらせばいいじゃんということで、たいてい、こんな時間になる(まぁ、プリキュア見て、洗濯物干すとこの時間という説もある)。 案の定、高速道路はがら空きである。順調そのもの。中津川で国道19号に降り、北上する。途中、道の駅きりら坂下でトイレ休憩を取っただけで、目的地にひた走る。

 事前の調査では、国道のり面に雪はあるものの、道はドライのようであったので気を抜いて走っていたのだが、いかんせん、天気予報まできちんとみていなかった。南木曽辺りから雪が舞い始め、路面もウェットから雪が浮き始め、次第に雪道になっていってしまった。もちろん、こっちはスタッドレスを履いているのでよっぽど大丈夫だし、スキーで雪道にも慣れている。ただ、今回はこんな雪になると予想していなかったので、心の準備ができていなかった。でも、まぁ、50km/hくらいで流すことはできた。

 幸い、木曽福島あたりまで来ると、雪は降っているものの、路面はウェットになって、安心であった。市街もきちんと除雪され、問題ない。ナビもちゃんと働いたため、迷わず到着。

 2時すぎとあって、客は3組ほど。あたしはすんきそば大盛りを注文。

 まずは、お出汁の味から。ほんのり酸味が感じられる。そして、そばをすする。ここのそばは、駅そばみたいに腰抜けでもないし、腰ばかり強調して固いだけのそばでもない。口に含むとふんわりやわらかい。でも、もっちりしているというおそばだった。この時期なら新そばが味わえるんだが、そして味わってみたいんだが、なんせ、外は雪だし、今日はすんきそばを喰いに来ているので、盛りそばはまた、今度の機会に。そして、ふっと抜けていくさわやかな酸味。すんきだけを食べるが、そんな、「ひゃぁ、すっぱい」ってな感じは全くない。すくなくとも、このすんきそばに乗っているすんきが正しいすんきだとすれば、TVのはオーバーアクションである。

 よく考えたら、ラーメンだって、お酢を入れる食べ方がある。そのお酢が乳酸に変わっただけである。しかも、酢酸より乳酸の方がやさしい酸味だから、まずいはずがない。あっという間に完食しました。ここでは、あたたかいおそばにも蕎麦湯を出してくださり、また、これがおいしかった。ごちそうさまでした。

 その後、道の駅日義木曽駒高原に寄って土産物を。ちゃんとすんき漬け売ってました。ただ、この漬物は乳酸漬物液を使っているようなので、本来の作り方とは違う可能性が高い。 売店ですんき漬けを売っているくらいだから、なんのことはない、ここでもすんきそば、売ってました。ここでは、すんきカレーとか、すんき豚汁とか、バリエーションメニューもありました。

 雪は降り続いており、あと40km走って、あえて塩尻から中央道に入るか、60kmあるけど、南に行けば雪もなかろうと中津川に戻るか逡巡し、中津川に戻るコースを選択。んじゃぁ、まだ道はなんとかなりそうだし、慣れたから温泉寄ってくべということで、ちょいと寄り道し、せせらぎの四季という日帰り温泉施設に行く。ここは炭酸泉が売りのようだが、さすがに、炭酸添加温泉みたく泡はつかなかったけど、20cmくらいしか透明度がないほどの鉄赤色。見るからに効きそうな温泉であった。しんしんと雪が降るのを眺めながら入る露天風呂は格別。フィンランドとかで、サウナ入った後、裸で外に出る奴みてあれあれと思ったんだが、外気温0℃で裸で外に出ている奴がいましたよと。

 帰りの道は、おおむね雪コーティング道ながら、50km/hで流せる状態で問題なく帰れました。高速もすきすき。

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コメント

ゆんちゃん、こんばんは。

 すんきそば、予想以上においしゅうございました。今度は、うまい新そばを求めてシリーズとなりますので、その節は、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

投稿: 井村 瑶茉 | 2015.01.12 20:34

木曽福島あたりはぷち庭な私が横切ります(・◇・)
すんきそば、一度は食べてみたいですよねー。私も好きです(*'-')
そばも好きです(・◇・)一年に一度、新そば食べるためだけに開田にいくくらい好きです(*'-')
なので、通り道のそば屋はいろいろ制覇したんですが、木曽福島といえばくるまやというくらい有名なこのお店、いつもすごく人が並んでますよねー。
盛りとか5段とか頼んでる人もかなりいました。

またあちら方面行かれるときは、ぜひ立ち寄ってほしいおそばやさんもあるのでご一報くださいヽ(´ー`)ノ

投稿: ゆん | 2015.01.12 01:23

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