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2014.07.11

ゴム印とプリントアウトの違い

 学校の世の中には、指導要録なるものがある。生徒の成績や出席状況、行動などを残す書類である。生徒がどんな生徒であったかを本来は赤裸々に書くべきなんだろうが、近年は、いろいろうるさいので、いいことしか書けなくなっている。どんなひどい高校でも、この欄だけ読むと天国のような学校に見えるからあら不思議。(さすがに成績は脚色できんが)

 さて、こいつには「学籍に関する記録」と「指導に関する記録」つーのがあって、「学籍に関する記録」には住所氏名など個人情報満載の記録になっている。で、当然、生徒氏名を書く欄があるのだが、ここは長らく「ゴム印不可・手書きに限る」となっていた。なんでゴム印がいかんのか、皆目見当がつかない、おそらく、教員の仕事を増やすためにそうなっているのであろう。

 ところが、IT化の波が押し寄せてくる。ハードがないのにIT化をおしすすめる愛知県でも、バグだらけの処理ソフト「メソフィア」なるものを独自開発して、現在、人身御供志願の学校が即身成仏のために利用しているらしい。このソフトを使った場合、この氏名欄はページプリンタ打ち出しで良いことになっている。

 まず疑問。ページプリンタがよくて、なんでゴム印はいかんのだろうね?

 で、まぁ、百歩譲ってゴム印はいかんとしよう。理由はわからんが。でも、プリンタ印字は認めているんだから、枠だけ印刷屋に印刷させて、そこに差し込み印刷をすれば差し込み印刷をすればいいんでない?手書きより楽だし、読みやすいし、事前チェックさえきちんとすれば誤記もない。

 ところが。

 うちの校長は「手書きでやれ。差し込み印刷は認めん」

 わけわかんないよ。どう考えてもいかん理由が思いつかん。

 いや、ひとつだけある。教員に楽をさせない、できる限り仕事を創造する。

 確かに、効率を無視して仕事を増やすイエスマンが管理職になるよなぁ。

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コメント

あびさん、おはよーございます。

 ほんっと、県ってベータ版以前のできのソフトを押し付けて実戦で使わせるもんなぁ。哀システムの時もそうだった。なんせ、研修行って、操作10分でバグが発見されるような状態で実践投与しているのだから、あと何十校人身御供を差し出さなければならないんざんしょ?

 まともに動いているらしいところも、例えば指導要録の「学籍に関する記録」の担任欄なんか、幅が狭く、2年以降ゴム印がはみ出すこと必至だとか。おそらく、指導要録書いたことがない奴に設計させるからこういうことになるのだ。だから、うちなんか、去年の指導要録はメソフィア使ったけど、今年はまた以前の状態に戻しました。

 で、ゴム印はいいとしても、メソフィアがよくて差し込み印刷がいかんという理由はやっぱりわからない。今、県に直接問い合わせしてますけど。今の校長じゃ話にならんもんで。

投稿: 井村 瑶茉 | 2014.07.12 10:02

ゴム印だと潰れるからかなぁ。まぁかなり押し付けていたり、インクがかすれて読めないのとか大量作成している私ですが、人身御供のおかげで結構使えるものになってます。が、3年生の調査書で使う5段階評価が満足に出力できずに困ってます。ということで対処中らしい。

投稿: あび | 2014.07.11 23:14

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