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2014.02.01

重厚長大産業にパワーをもらう

 昨日、研修の一環で新日鉄住金名古屋製鉄所に行ってきた。

 基本、中は撮影禁止だったんで写真は唯一撮影が許可された、旧第一高炉の下部1/4だけをカットして見学できるようにしたもののみである。本来は、これに配管や耐火煉瓦などが組みつけられるが、逆に、高炉の鉄製の部分のみが見られると言うのはなかなかない。
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 下の大穴の脇にある丸い穴が、1200℃の熱風を送る羽口。これが数十か所ある。この中央に数cmの耐熱ガラスをはめ込んだパイプがしこんであり、唯一中の様子をのぞき見ることができるそうだ。

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 別棟では、ダブルベッドのマットレスくらいの(いや、遠目だから、もっとでかいのだろう)真っ赤に焼けた鉄の塊が7000tのローラーでのされ、見る間に薄板(とはいえ厚さは数cmあろう)になっていくさまは圧巻である。

 さらに、別棟の厚板(船舶やLNGタンク用)製造所では、厚さ20cmくらい、幅1mくらいの真っ赤に焼けた鉄の塊が、発注者のオーダーに応じた長さにガスで切られ、目の前に流れてくる。目の前5mくらいか。しかし、それは千数百度に熱せられた鉄の塊ゆえ、おおわれていない顔の部分がじりじり焼ける。焼ける「感じ」ではなく、焼けるのだ。

 さすがに、高炉を間近には見せてもらえなかったが、高炉から出た銑鉄を運ぶトーピードカーは、真横に見れた。当然、この中にはどろどろに融けた銑鉄が入っている。係員さんの説明によれば、きちんと保温処理すれば5日間くらいは融けたまま入れておけるそうである。たいしたもんである。しかし、高炉と聞いて、この周囲10kmある埋立地のかなりの部分が高炉関連設備なんだろうと思ったら、1/4は石炭と鉄鉱石置き場、1/2は圧延や転炉、製品置き場であり、2基ある高炉はほんの1区画という感じであった。

 ちなみに、2週間前のトラブルは「停電で工場が止まってしまったため、使い道がないガスを燃やして処理したら、ススなんかもいっしょに燃えちゃって、黒煙が立ち上っただけで、問題ないよー」とのことであった。でも、それで10億飛んで行くんだもんなぁ。そしてできた製品は単位重量当たりの値段が水より安い現実(もちろん、鋼板の種類にもよるが)。

 トヨタの工場みたいに陸続と車がつくられる様を見るのもよいが、このような重厚長大な工場を子供たちに見せることは非常に意義があると思う。小学校の社会見学に組み入れるべきコースである。ガキどもには「すっげーーーー」というインパクトを与えねばならぬ。

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