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2012.10.31

教育センターで暴れる気も失せた

 センター出張2日目である。今回の主なネタは、愛知県教育委員会が鋭意開発中のグループウエアを使ってみましょう、であった。

 コンセプトはよい。すべての学校で、同じ成績処理ソフトを利用する。それにより、成績・通知表(この機能はついていなかったか?)・指導要録・調査書まで作ってしまうというものである。同じソフトだから、転勤しても各学校独自の成績処理を覚える必要がなくなる。

 あたしはかねてから、成績処理などのソフトは、犠牲的な精神を持った一部の教員が、見返りもなく身を粉にしてつくるもんじゃない、そんなのは県が発注して作るべきだと主張していた。したがって、コンセプト自体は、愛知県教育委員会にはめずらしく、あたしの主張通りのものを作ろうとしているのだ。富士山でも噴火しなければいいが。

 で、今年になって、それが一応の完成を見たらしく、各校で導入を検討してもらいたいときた。で、あたしらには一度さわってみろと。

 さわった。

 のっけから不具合をみつけてしまう。各種連絡事項を送れるのはいいが、自分が送ったメッセージのキャンセル機能がない。いったん、複数日にわたる予定を設定すると、単一日にもどせないとか、スクロールの作法が場所によって違うとか、ざっとさわっただけで不具合がわんさと出る。こりゃ、β版なんて生易しいものじゃない。とりあえず作ってみました。さぁ、バグ取りしましょうか、って段階である。この段階で公開するか?普通の神経を持っている開発者だったら、はずかしくて出せない代物だぞ。それともなんだ、あたしら教員はスーパーマリオクラブですか?

 あたしゃ情けなくて、暴れる気も失せた。戦意喪失ですよ、まったく。一応、終了のアンケートにはびっしりと文句を書いてきたが、なんだな。ほかの都道府県は知らないけど、愛知県って、コンピュータが少しでも使えるというレッテルが貼られると、やらんでもいい仕事がわんさか回ってきて、見返りが何もない。今の55歳以上の教員は、そういった生贄を幾人も見ているので、死んでもコンピュータが使えるなんて言わないし、使おうともしないのだ。そして、生贄は涙を流しながらせんでもいい仕事を背負わされてゆくのだ。

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コメント

あびさん、こんばんは。

 だいぢゃうぶ。世の中には奇特な先生がいらっしゃって、人身御供になってくださっているそうです。線香の1本でも供えなければ。

投稿: 井村 瑶茉 | 2012.11.01 17:16

では、いむさんに人身御供になっていただきましょう。
なむなむ。

投稿: あび | 2012.10.31 22:09

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