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2004.05.03

名古屋の味 スガキヤ編

 スガキヤは、名古屋を中心とした基本的には甘味屋であるが、たいていスガキヤに行く時はラーメンを目当てに行くのが普通である。甘味屋と書いたのは、いちおう、このスガキヤの出発点が甘味屋にあるからである。
 スガキヤのラーメンは、ラーメン通に言わせれば、はっきり言ってうまいラーメンではない。麺は伸び気味、スープは豚骨系の色なんだが、和風だしと合わせてあり、豚骨一本のスープほどにはコクはない。(ちなみに、風評で、ここのスープのダシに○ビを使っているという噂があるが、そもそも、こんな安いラーメンでヘ○のダシなんか使えっこない。以前、スガキヤにバイトしていた子から聞いたのだが、スープが煮詰まると鍋肌に膜がこびりつき、それがはがれてヘ○の皮のように見えたのではないかというものであった)ラーメン屋評価で行けば、かなり低い評価しか得られないと思われる。
 スガキヤは、大きめのスーパーなどにテナントで入っていることがほとんどで、単独店もあるにはあるが、珍しい存在である。そして、ラーメンが通常のラーメン屋の6割くらいの価格で食べられるのがポイント。入りやすく、昼時以外は居座りやすく、値段も手ごろということで、安さが身上の中学生高校生には救世主のような存在なのである。そして、このラーメンの味、香りは、おそらく東京だと「もんじゃ焼き」、大阪だと「たこやき」や「お好み焼き」のソースの香りなんかと共通する、インプリンティングされた味というものであろうか。したがって、決してうまいもんではないんだが、無性に食いたくなる時があったり、店の横を通ると、後ろ髪を引かれるようになってしまうのであろう。
 甘味系も、決して高級な味や品揃えではなく、ソフトクリームやあんみつ系のオーソドックスなものだが、やはり、これも価格が中高生の味方。もっとも、わしは食い気の方だったんで、スガキヤの甘味はそれほど重要視はしていなかったけれど。

 しかし、向上を怠る企業に未来はない。スガキヤもセットメニューを作り、たきこみごはんをメニューに入れたり、カレーラーメンやネギラーメンなど新顔を登場させたりしているが、メインのラーメンがかすむことはない。先日、大須のスガキヤに入った際、「太麺にしますか?細麺にしますか?」と聞かれた。おそらくこの店はアンテナショップなんだろうが、目指す方向間違っていないか?と真剣に思ったぜ。スガキヤはいつまでも中高生の味方であって欲しいものである。

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ちょっと前まで、近所のダイエーにあったのに、気付いたら、ダイエーごと無くなっていたスガキヤ。 熱烈なファンを持つことでも知られていますね。 [続きを読む]

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