拾う神あり
先日、とある巨大ショッピングモールで買い物をした。そこそこかさばるものを2つほど買いこんだあと、奥さんが本屋に行きたいということで子供を引き連れて本屋に。ちょうど、パンが切れていたので、あたしは別行動で食品街にパンを買いに行った。本屋では荷物もかさばろうということで、あたしが荷物を持って食品街に降りた。ショッピングモールは十分あたたかかったこともあり、奥さんが脱いだカーディガンと娘(大)のコートもついでに持っていった。それが失敗であった。
パン以外に、ちょいと動向を調べたかったブツがあったので、少し、食品外をうろつき、その後、パンを2個買い求めた。混む時間だったのか、レジは長蛇の列。少しでも早くレジを通ろうとセルフレジに並ぶも、やり方がわからずもたもたしていたり(いや、わしも一時はそうだったから、文句は言えん)、子供が「ピ!」をやりたがるのでさせていたりと、セルフレジのアドバンテージを生かせずにやきもきする。
やっとレジを通って荷物を確認すると、奥さんのカーディガンがない。どっかで落としたのだ。一通り通った道を確認するが、そもそも、慣れていないショッピングモールなので、どこをどう通ったかうろ覚えである。あきらめて、サービスカウンターに行く。形状と落としたと考えられる場所を告げるが、あいにく届いていないとのこと。もし届いたら連絡していただくことにして、再度捜索にでかける。すると。
「ぴんぽんぱんぽーん。さきほど、サービスカウンターにお寄りになられました井村さま、お伝えしたいことがありますので、サービスカウンターにお越しください」
サービスカウンターにとって返すと「お米売り場のあたりに落ちていたと先ほどとどきました」と、奥さんのカーディガンを渡してくれた。うん、まだまだ日本も捨てたもんじゃない。そして、ショッピングモールの担当のおねーちゃん、しっかり仕事してくれました。ありがとう。

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